自転車の夫婦が相次いではねられる

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24日深夜、北海道札幌市西区内の道道で、2台の自転車に乗った夫婦がそれぞれ別のクルマにはねられる事故が起きた。この事故で59歳の男性が死亡、59歳の女性が重傷を負っている。

北海道警・札幌西署によると、事故が起きたのは24日の午後10時30分ごろ。札幌市西区山の手5条1丁目付近の道道で、道路を自転車で横断しようとしていた夫婦が2台のクルマに相次いではねられた。

この事故で最初にはねられた59歳の男性が全身打撲で間もなく死亡。2台目のクルマにはねられた男性の妻で59歳の女性も左足の骨を折るなどの重傷を負った。

警察では1台目のクルマを運転していた34歳の男と、2台目のクルマを運転していた52歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。1台目の男については被害者が死亡したことを受け、今後は業務上過失致死容疑で調べを進めていく。

取り調べに対しては2人とも「前をよく見ていなかった」と供述。2台目のドライバーは前方で事故が発生していたにも関わらず、これに気づくのも遅れたらしい。

現場は見通しの良い直線道路だが、信号機や横断歩道は設置されていない。被害に遭った2人は現場近くの自宅に帰る途中だった。

《石田真一》

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