軽自動車が車線逸脱、トラックに激突・炎上

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22日未明、山形県最上町内の国道47号線で、対向車線側に逸脱した軽自動車が、順走していた大型トラックと激突。大破したことで漏れたガソリンに引火して炎上する事故が起きた。

消防が救出に当たったが、軽自動車を運転していた50歳代とみられる男性は死亡している。

山形県・新庄署によると、事故が起きたのは22日の午前2時50分ごろ。最上町本城付近の国道47号線で、センターラインをオーバーして対向車線側に逸脱してきた軽自動車が、49歳男性の運転する大型トラックと正面衝突した。

この事故によって軽自動車は原型を留めないほどに大破。燃料タンクから漏れたガソリンに引火して炎上、両車とも火に包まれた。右腕に打撲などの軽傷を負ったトラックの運転手は直後に脱出したが、軽自動車の運転手は脱出できないまま車内に取り残された。

消防が消火作業を進める中、並行して救急隊による救出活動が行われたが、運転者を車外に出した際にはすでに心肺が停止しており、間もなく死亡が確認された。死亡した男性は近くに住む50歳代の男性とみられるが、最終的な確認は取れていない。

現場は鳥出川に架かる橋の上で、警察では軽自動車が車線を逸脱した原因について調べを進めている。

《石田真一》

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