朝の名古屋で8台玉突き

自動車 社会 社会

20日朝、愛知県名古屋市名東区内の東名阪自動車道上り線で、渋滞のために出口車線手前に発生した車列に後続の普通トラックが追突する事故が起きた。車間を詰めて停止していたために玉突きとなり、結果として8台が関係する多重衝突事故に発展した。

愛知県警・高速隊によると、事故が起きたのは20日の午前8時20分ごろ。名古屋市名東区丁田町付近の東名阪自動車道上り線・上社インターチェンジ(IC)で、出口車線で渋滞中の車列に対し、走行車線を走行してきた普通トラックが追突した。

車間が詰まった状態で停止していたため、追突によって後方のクルマが前に押し出されて接触を繰り返し、結果として8台が関係する多重衝突事故に発展。運転者8人が軽傷を負った。

現場は上社IC出口車線の分岐点から100mほど手前の場所で、当時は上社ICで降りるクルマが走行車線の半分を占有する車列が形成されていた。事故を起こしたトラックは走行車線を走行しており、前方の車列を見落とす形で追突したとみられている。

警察ではトラックを運転していた25歳の男を業務上過失傷害容疑で検挙し、事故当時の事情を聞いているが、取り調べに対しては「ボーッとしていた」などと供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV