無免許運転にシートベルト未着用の高校教師

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長崎県教育委員会は7日、佐世保市内の県立高校に勤務する39歳の男性教諭が2002年に運転免許を失効させたまま、通勤に使うクルマを無免許運転するという不祥事が起きていたことを明らかにした。県教委ではこの教諭に何らかの処分を科す方針だ。

長崎県教委によると、2年間の無免許運転が発覚したのは、佐世保市内にある県立高校に勤務する39歳の男性教諭。

この教諭は運転免許の更新手続きを失念し、2002年2月に失効させてしまった。しかし、通勤にクルマが必要なことから、それ以後は継続的に無免許運転を行っていた。

無免許運転が発覚したのは今年3月で、長崎県警・佐世保署が佐世保市内で行った交通検問で、この教諭がシートベルト未着用で運転しているのを発見。

停止させて免許証の提示を求めた段階で無免許だったことがわかり、道路交通法違反容疑で検挙された。学校側には後日この教諭から直接伝えられ、学校長を通して県教委に報告された。

県教委では「無免許運転は言語道断だが、シートベルトをしないという点においても社会的常識の欠如がみられる」としており、この教諭に対して近く何らかの懲戒処分を実施する考えを明らかにしている。

《石田真一》

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