交通事故の実態…自動車保険データに見る

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日本損害保険協会は「自動車保険データにみる交通事故の実態」の最新版を作成し公表した。交通事故による2002年度の経済的損失額は3兆4030億円にのぼる、と推計した。

自動車損害賠償責任保険、自動車保険の保険金支払データを元に、人身事故および物損事故の経済的損失を推計した。

物損事故の損失額は1兆7714億円、人身損失額は1兆6316億円と推計した。合計額の3兆4030億円は、大阪府の2004年度一般会計予算の3兆1600億円を上回る額となっている。

また、人口10万人あたりの死亡者・後遺障害者数の推移によると、過去5年間に死亡者数は減少傾向であるのに対し、後遺障害者数は1998年度の31.5人から2002年度は44.4人と急増した。

《編集部》

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