トンネル内で正面衝突、3人死傷

自動車 社会 社会

29日朝、広島県呉市内を通る一般有料道路の広島呉道路(通称:クレアライン)、呉トンネル内で軽自動車同士が正面衝突するという事故が発生した。

事故を目撃しながらも避けきれなかった後続車1台も追突。合計3台が関係する多重衝突事故となった。この事故で3人が死傷している。

広島県警・呉署によると、事故が起きたのは29日の午前7時30分ごろ。呉市山手1丁目付近の広島呉道路にある呉トンネル内で、呉方向に向かって走行していた軽自動車がセンターラインをオーバーし、対向車線側に進入、順走していた別の軽自動車と正面衝突した。

さらにこれを避けきれなかった後続車1台も追突、3台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で逸脱した側のクルマを運転していたとみられる68歳の男性が死亡。他の2人が重軽傷を負った。事故によって双方のクルマは大破して燃料が漏れ、トンネル内で火災が発生する危険性もあったが、出火は免れた。

この事故の影響で広島呉道路は事故現場のトンネルを含む呉インターチェンジ(IC)−天応西IC間が約2時間に渡って通行止めとなり、並行する国道31号線では一時的に5km前後の渋滞が発生するなど、付近の交通にも影響を与えた。

現場のトンネルは対面通行となっており、逸脱防止のポールなどは立てられていないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース