29日未明、愛知県名古屋市東区内の市道で、路上にクルマを止めて仮眠していた54歳の男性が催涙スプレーのようなものを持った2人組の男に襲撃され、乗っていたクルマなどを奪われるという事件があった。警察では強盗傷害事件として調べを進めている。
愛知県警・東署の調べによると、事件が起きたのは29日の午前5時すぎ。名古屋市東区葵1丁目付近の市道で54歳の男性がクルマを止め、車内で仮眠を取っていたところ、2人の男が男性の乗っていたクルマの窓ガラスを叩いた。
男性が起き上がってドアを開けると、このうちの1人が催涙スプレーのようなものを噴射。さらにもう1人の男が男性の顔を数回殴打した。
男たちは男性に「クルマを降りろ」と命じ、クルマを奪うとそのまま現場から急発進し、姿を消している。
被害者の供述によると、犯行に加わったうちの1人は30歳代前半とみられ、身長175-180cm程度のがっちりとした体格だったという。警察では強盗傷害事件として捜査を開始した。