包囲され、クルマに火を放つ

29日未明、北海道七飯町内の国道5号線で、盗難車を乗り回していたとして警察官の追跡を受けていた男が、事故を起こして自走不能となったクルマに火を放つという事件が起きた。火は漏れたガソリンに引火し、同乗していた男性が重体となっている。

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日未明、北海道七飯町内の国道5号線で、盗難車を乗り回していたとして警察官の追跡を受けていた男が、事故を起こして自走不能となったクルマに火を放つという事件が起きた。

火は漏れたガソリンに引火し、運転していた男が気管支熱傷の重傷。同乗していた男性が全身やけどで重体となっている。

北海道警・函館中央署によると、事件が起きたのは29日の午前2時15分ごろ。これに先立つ午前2時ごろ、今月27日に旭川市内の自動車販売店の屋外展示場から盗まれたとして盗難手配の出ていた軽自動車を八雲町内をパトロール中の同署員が発見した。

署員は職務質問を行うために停止を命じたが、軽自動車はそれを無視するようにスピードを上げて逃走を始めた。軽自動車は国道5号線を函館市方向に向けて走行していたため、同署員は無線で近くを走るパトカーに応援を要請。七飯町内に入る頃には前後をパトカーで囲む状態となった。

パトカーは車間を徐々に詰め、軽自動車を挟み撃ちにしようとしたが、前方のパトカーを強引に追い抜こうとした軽自動車は道路右側の電柱に激突。横転して自走不能となった。

警察官はクルマを包囲し、車内にいた2人の男に対して外に出てくるように呼びかけたが、運転席にいた男は「近づくな!」と一喝。車内に漏れ広がっていたガソリンにライターで火を着けた。

直後にクルマは激しく炎上。警官が乗っていた2人を慌てて救助したが、助手席側に乗っていた男が全身やけどの状態。火を着けた男も高温の煙を吸い込み、気管支熱傷を負った。

警察では盗難車を運転し、火を放った男を建造物以外等放火容疑で逮捕。取り調べを続けている。
《石田真一》

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