消防士、小学生をひき逃げ

22日朝、千葉県習志野市内で、信号待ちをしていたクルマを強引に追い越そうとした乗用車が、横断歩道を渡ろうとしていた8歳の男児をはねた。乗用車はそのまま現場から逃走したが、目撃情報などから22歳の消防士が容疑に関わったものとして逮捕した。

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22日朝、千葉県習志野市内で、信号待ちをしていたクルマを強引に追い越そうとした乗用車が、横断歩道を渡ろうとしていた8歳の男児をはねた。

乗用車はそのまま現場から逃走したが、ナンバーの目撃情報などから千葉市消防局に所属する22歳の消防士が容疑に関わったものとして、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

千葉県警・習志野署によると、事故が起きたのは22日の午前7時25分ごろ。習志野市東習志野6丁目付近の市道交差点にある横断歩道を渡ろうとしていた8歳の男児が、信号無視をして交差点に進入してきた乗用車にはねられた。

男児はクルマに接触した弾みで転倒し、全治2週間程度の軽傷を負ったが、乗用車は止まらずにそのまま逃走している。

目撃者の話では、男児をひいた乗用車は信号待ちの車列を対向車線側からパスするようにして進行。死角から出てきた男児に気がつかず、そのまま進行したらしい。

事故を起こした乗用車は現場からは逃走したものの、事故の発生に気づいた多くの目撃者がナンバーを目撃しており、警察がそれを基に照会を行った結果、千葉市消防局に勤務する22歳の消防士が所有しているクルマと判明した。

この消防士は自宅にいなかったことから、勤務先に警察官が向かったところ、通常のスケジュールで勤務していたという。消防士のクルマには接触痕が確認できたことから、業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕した。

調べに対し、この消防士は「遅刻しそうになり、相当に急いでいた」と、信号無視の事実は認めたものの、ひき逃げについては「何か音がした気はするが、よく覚えていない」などと供述しているという。

千葉市消防局では今年1月、非番中の消防士が飲酒ひき逃げ事故を起こして逮捕されており、職員絡みのひき逃げ事件は今年に入ってから2回目となる。
《石田真一》

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