居眠り運転? 5人が死傷

自動車 社会 社会

22日未明、栃木県矢板市内の国道4号線で、対向車線側に逸脱してきた乗用車が大型トラックに接触、回避しようとした直後に別の大型タンクローリーと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車側の5人が死傷している。

栃木県警・矢板署の調べによると、事故が起きたのは22日の午前3時45分ごろ。矢板市中付近の国道4号線を走行していた26歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。順走していた大型トラックの右後部に接触した。

乗用車は接触してからも、なおも対向車線側に進入を続け、接触した大型トラックの後続に位置していた大型タンクローリーと正面衝突、大破している。

この事故で乗用車を運転していた26歳の男性と、後部座席に乗っていた19歳の女性が頭などを強く打って即死。同乗していた他の3人が重軽傷を負った。また、タンクローリーを運転していた43歳の男性も足にケガを負っている。

現場は右カーブとなっており、スピードを出し過ぎていた場合にはカーブを曲がり切れず左側に飛び出すが、今回の事故ではハンドルを切りすぎて右側に向かってしまうなど、いくつかの不審な点が見受けられるとしている。

乗用車側の5人は宇都宮市内に遊びに行った帰りに事故に巻き込まれている。現時点では車線逸脱が居眠りによるものか、飲酒運転などの要因によるものかが判明していないという。

警察では負傷した3人の回復を待ち、運転者が飲酒していなかったかどうかについても話を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース