トランク監禁事件、クルマの所有者を逮捕

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クルマのトランクに監禁されていたとみられる42歳の男性が、偶然発生した追突事故によって死亡したという事件について、大阪府警は9日、事故に遭ったクルマを所有し、事件に深く関与したとみられる2人の男を逮捕監禁容疑で逮捕した。

2人は死亡した男性との間に金銭上のトラブルがあったことを認めている。

この事件は今月6日の午前3時50分ごろに起きた。大阪府岸和田市内の市道で29歳の男性が運転するクルマが、前方を走る乗用車に追突するという事故を起こした。

この際、追突された側の乗用車には4人の男が乗っていたが、さらに1人が潰れたトランクルームの中にいたことがわかった。

この男性は収容先の病院で死亡したが、顔面や体に殴打によって生じたとみられる多数の傷跡が残されていることが確認された。自分では開けることのできないトランクルームに乗せられていたという経緯もあり、警察ではこの男性が何者かから暴行を受け、監禁状態にあったものとほぼ断定している。

事故当時クルマに乗っていた4人の男は別のクルマに乗り換え、現場から逃走しているが、警察ではこのクルマを所有する27歳の男に任意出頭を求めていたところ、同乗していたという別の男と共に出頭してきた。

2人は警察の取り調べに対し、死亡した男性との間に金銭上のトラブルが生じていたことを供述。監禁の事実についても大筋で認めたため、9日に逮捕監禁容疑で逮捕した。

警察ではこの2人をさらに厳しく追及し、同乗していた2人と、男らの逃走を手助けした別のクルマの男についても容疑に深く関与した可能性が高いとみて、断定が出来次第で逮捕状を取る方針だ。
《石田真一》

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