陸橋からの転落は飲酒運転と速度超過が原因

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愛知県警は2日、先月21日に名古屋市熱田区内のJR東海道本線で発生した走行中の貨物列車と、陸橋から落ちた乗用車の衝突事故について、この乗用車を運転していた36歳の男を業務上過失致死傷容疑で逮捕した。

愛知県警・熱田署によると、問題の事故は2月21日の午前2時50分ごろ発生している。名古屋市熱田区金山町2丁目付近にある陸橋上の市道を走行していた乗用車が、橋の欄干を突き破って真下を通るJR東海道本線の線路に転落した。

クルマは下り線をほぼ塞ぐ状態で落下したが、直後に走行してきた貨物列車がこれに衝突した。クルマは落下した段階ですでに大破していたが、落下直後に車外へ放出されたとみられる26歳の女性が事故から4時間後に死亡。

車内に取り残される形となっていた運転者を含む2名はクルマのボディに守られる形となり、列車との衝突によって重傷は負ったものの、一命は取り留めている。

警察では事故の原因を調べていたが、転落したクルマは相当のスピードで進行していたことが目撃者などの話から判明した。さらには生存した女性が「直前まで飲酒を含む食事をしていた」と供述していることや、立ち寄った店で飲酒を行っていたことも確認できたため、飲酒運転と速度超過が原因で発生したものと断定。運転していた男を逮捕した。

ただし、飲酒運転については事故当時にアルコール検知が出来ていないこと。その後の治療で医療用のアルコールが消毒などで使用され、事故当時の血中アルコール濃度の測定が困難であることなどから適用を見送り、容疑が確定している業務上過失致死傷容疑を適用している。
《石田真一》

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