香川県警は25日、24日深夜から25日未明に掛けての間、県内全域で実施した一斉総合検問の結果を明らかにした。昨年1月以降、ほぼ抜き打ちの形で月に一度実施しているもので、今回は過去最高となる143件を摘発した。
これは香川県警・交通捜査課などが明らかにしたもの。昨年1月以降、飲酒運転の撲滅を目標に月1度のペースで実施している。県内の主要幹線道や繁華街で行い、今回は35地点に警官330人を動員した。
この結果、道交法違反事件を中心に143件を摘発。免許証不携帯39件、酒気帯び運転8件、無免許運転3件を検挙。また、検問が設置された場所の近辺で違法駐車の取締りを徹底的に行ったため、全体の検挙数が伸びることとなったようだ。摘発数ベースでは、これまで最多だった昨年8月の122件を追い越した。
警察では「違反者が軽微な違反と考えていても、それがいずれは重大な事故につながるケースもある。軽微だから見過ごすのではなく、軽微だからこそ徹底した取締りを行い、再発を防いでいきたい」とコメントしている。