徳島県警は25日、違反累積のために免許停止処分となった違反者57人に対し、免停期間を1日長く通知するミスが生じていたことを明らかにした。
今年は“うるう年”にあたり、2月29日まであるにも関わらず、「28日まで」と誤認していたために起きてしまったと説明している。
これは徳島県警・運転免許課が明らかにしたもの。免停期間を1日分長く通知されるという被害を受けたのは、今月上旬に違反累積によって免許停止処分が命じられた57人。
免許課の調べによると、違反日数をカウントする担当者が、今年がうるう年であることをすっかり忘れ、例年通り「2月28日まで」と誤認したまま、停止期間をカウント。このため、本来より1日多い日数が違反者に通知されることになった。
違反者から「計算しても日数が合わない。2月29日を見落としているのでは?」という問い合わせがあり、免許課でチェックしたところ指摘どおりのミスが発覚した。免許課では違反者の自宅などに職員が訪問。期間を書き換えるなどして対処したとしている。
まさに「うっかりミス」なのだが、他の都道府県でも同様のミスがあっても不思議ではない。最近、免許停止の処分を命じられた方は念のため自身でチェックすることをお勧めしたい。