デンソーは3日、2004年3月期の第3四半期(4−12月)業績とともに、通期の業績見通しを上方修正して発表した。
カーエアコンやディーゼルエンジン用燃料噴射装置の受注が好調に推移しているもので、過去最高となる経常利益は9月中間決算発表時より160億円修正されて1950億円(前期比17%増)の見通し。
売上高は前回予想に800億円上積みの2兆5200億円(同8%増)と、2期ぶりの増収となる。また、純利益は前期に厚生年金の国への代行返上に伴う特別利益があったため、8%減の1020億円の予想。中間決算の時点より140億円の上方修正となった。