ホンダは、カナダでの四輪車生産が、今月10日で累計300万台に達した、と発表した。米国を含めた北米での同社の累計生産台数は1300万台を超えた。
同社は1986年、日本の自動車メーカーとして初めて、カナダでの生産を開始。『アコード』を手始めに、88年には『シビック』、96年にはカナダ専用セダン、アキュラ『EL』の生産を開始し、97年には累計生産台数100万台を達成した。
98年には第2ラインが稼動し『オデッセイ』の生産を開始した。その後、2000年にはアキュラ『MDX』、02年には『パイロット』を追加し、ミニバン系車種の主要生産拠点となっている。
年間生産能力は、39万台。2005年からは、ピックアップトラック『SUTコンセプト』の量産を開始する。