自動車部品メーカー、GACは、2004年1月に、中国の天津市にカーエアコン用ホース・配管を生産する新会社を設立すると発表した。
新会社は天津吉愛希(GAC)空調有限公司で2004年11月から生産開始する予定だ。総投資額は約4億円。新会社の設立でGACの海外生産拠点はメキシコに続いて2社目となる。
中国現地法人の資本金は約2億5000万円で、GACが100%出資する。従業員は2010年までに180人にする計画だ。
GACは現在、国内、メキシコで主にデンソーにカーエアコン用ホース・配管などを納入している。トヨタ自動車が中国の天津で自動車合弁事業を行っていることから、デンソーが今年、天津に新会社を設立するなど、中国でのカーエアコン生産の拡大を図っていくことに対応、カーエアコン用ホース・配管の現地生産体制を構築する。