【新聞ウォッチ】“中国のデトロイト”広州で国際モーターショー

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月26日付

●8駆段差ラクラク、千葉工大などモデル開発(朝日・1面)

●民主の高速料金無料化案を批判、近藤新総裁が初答弁(朝日・4面)

●駐車場でもETC、券いらず/料金決済は手軽、商業施設も導入に意欲(朝日・10面)

●駐車違反反則金、年300億円、補助金削減一兆円の一部、都道府県収入に(毎日・1面)

●ガソリン価格が下落、イラク戦争前の水準に(毎日・3面)

●“ゴーン流”を説く。東大で講演、800人参加、「痛みに耐え、目標共有を」(毎日・11面)

●トヨタが4年連続トップに、法人申告所得ランク(産経・6面)

●エジプトで観光バス、また事故、法人客ら34人負傷(東京・1、31面)

●広州で国際モーターショー、目指すは中国のデトロイト(東京・8面)

●中国で自動車ローン、トヨタ、金融事業参入を申請(東京・8面)

●いまこの人に、トヨタ流徹底、中部国際空港社長、平野幸久さん(東京・8面)

●トヨタ「ライトエースバン」などリコール(日経・42面)

ひとくちコメント

ホンダの合弁工場などがある中国南部の広州で、初の国際モーターショーが始まった。

きょうの東京がスナップ写真付きで取り上げているが、会場には、中国で合弁生産や販売活動をしている中国、日米欧の主要メーカーの乗用車が勢ぞろいして、“中国のデトロイト”を目指す広州のアピールに一役買っているという。

今月初めには東京モーターショーが142万人の入場者を集めて閉幕したが、その会場では一部の部品メーカーを除くと中国情報をキャッチするのは皆無。近くて遠い存在となっていたわけだが、入場者の中には「せめて中国での合弁生産車の展示コーナーだけでも設けては……」という声も聞かれたほどだった。

《福田俊之》

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