クルマ絡みの犯罪が減ったリバプール

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イギリスのリバプールという地名を聞けば、多くの人はビートルズを思い出すだろう。あるいは、サッカーファンならば、プレミアリーグのリバプールFCを思い浮かべるかもしれない。

しかし、英国内では、リバプールと言えば、自動車の絡んだ犯罪を思い浮かべる人が多いという。クルマの盗難、暴走行為、盗難車の放置、放置車への放火・破壊など、多くの犯罪が発生してきた。

昨年のデータでは、毎月250台の自動車が放置され、放火や破壊行為が行われたという。これまでは、市民から放置自動車に関する通報があっても、市当局や警察から、クルマの移動業務を行う会社に連絡がいくのが遅れ、その間に放火や破壊が行われた。

そこでリヴァプール市では、今年4月から通報センターを作り、市民から通報があったらそのままクルマの移動業務を行う会社に連絡がいくようにした。その結果、毎月160台の放置自動車を迅速に処理し、放置車への放火件数は3分の1以下に減少したという。

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