パトカーに衝突、意識不明?!……ところが

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29日朝、神奈川県横須賀市内の横浜横須賀道路下り線で、スピード違反の車両を摘発し、違反処理のために停車していたパトカーに、後方から走ってきた軽トラックが追突するという事故が起きた。警察ではこの軽トラックを運転していた男性の居眠り運転が事故の原因とみている。

神奈川県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは29日の午前7時ごろだという。横須賀市阿部倉町付近の横浜横須賀道路下り線で、スピード違反の車両を発見・停止させ、違反処理を行うために路肩へ停車していたパトカーに、後方から走ってきた軽トラックが減速しないまま衝突した。

軽トラックはパトカーに衝突後、さらに10mあまり走って前方に停車中だった違反車両に接触。直後に横転して止まった。

警察官2人と違反者1人は突進してくるクルマに気づいて逃げ出したために無事だったが、軽トラックを運転していた25歳の男性が鎖骨を折る重傷を負い、パトカーの前方に止められていた違反車両に乗ったままだった58歳の女性が軽傷を負った。

軽トラックを運転していた男性は発見当時に意識が無く、事故の状況から頭を打った可能性もあるとされたが、後にただの居眠りだったことが判明。しかも酒気帯び状態だった。

警察では男性の回復を待ち、道路交通法違反と業務上過失傷害で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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