ホンダ『ASM』は現行『ラグレイト』に代わるLLサイズミニバンのプロトタイプ版と言われているクルマだ。高輝度LEDを使ったヘッドライトなどはいかにもコンセプトモデルだが、形状そのものに破綻はなく、いつ発売されても不思議ではないクオリティを持つ。
ナビが収まるセンターコンソールは先日発売された新型『オデッセイ』に近く、ナビのコントローラーユニットにもオデッセイ同様のプログレッシブコマンダーが採用されている。デザイン的にはこちらの方が洗練されており、派手な印象を与える透過式のボタンを採用したオデッセイの方がセンターコンソールに限ってはコンセプトカーのように見えるのは面白い。
経路誘導中の方向指示はナビ画面だけではなく、スピードメーターの下にも表示されるようになっている。視点移動が少なくて済むため、安全性にも寄与することは間違いないのだが、これは市販モデルで採用されるのだろうか。