ソニーマーケティングは7日、大容量ハードディスク(HDD)を搭載し、DVDレコーダー、プレイステーション2(PS2)、ネットワーク機能を1台に集約した『PSX』を発表した。HDD容量によって価格が異なり、250GB容量の『DESR‐7000』が9万9800円、160GB容量の『DESR‐5000』が7万9800円となる。
PSXを極めて簡単に説明するならば「DVD/HDDレコーダー機能を搭載したPS2」となる。これが1台あればDVD/HDDレコーダーとしても、PS2としても使うことができるというのが最大の特長だ。
HDDに地上波の番組を録画し、それを記録型DVDにダビングすることもできる。DVD-Rには最大24倍速での書き込みが可能で、1時間番組をDVD-Rに記録する場合には最短2分30秒で済む。ゲームプレイ中の裏番組録画もOK。
PS2の機能だけで見るならば、現時点での最新モデル(SCPH-50000)+BBユニット(SCPH-10400)で利用可能な機能はほぼフォローしているようだ。ただし、USB端子が1ポートのみとなるため、複数の専用コントローラーを使うことは現時点では不可となる。
前述の最新型PS2とBBユニットの組み合わせ価格は3万5000円。160GB容量のPSXとの価格差は4万4800円となる。ネットワーク対応のPS2への買い替えを予定していて、その一方でHDDレコーダーも狙っているという人は要チェックだろう。
発売予定は今年末。同時期に発売予定の『GT4・プロローグ版』はこのPSXの発売を視野に入れていたのかもしれない。