自動車部品メーカーのトピー工業は、4〜6月期(第1四半期)の連結での業績の概況を発表した。
今回が四半期決算情報の開示では初めてで、前年同期比などは無く、売上高のみを開示した。売上高は531億7000万円だった。トラック用ホイールと建設機械の足回り部品の販売が好調だったと、している。
売上高のうち、最も大きい自動車・産業機械部品部門は273億6400万円だった。自動車生産台数は前年同期比で国内は微増、北米ではマイナスだった。同社では、北米での生産調整の影響で販売は減少、国内でも市販用ホイールが減少した。
しかし、排ガス規制によるトラックの代替えが進行し、トラック用ホイールは好調に推移した。産業機械部品も建設機械の旺盛な中国需要に支えられ好調に推移、全体としてはおおむね計画通りだったと、している。