日本自動車工業会は、2003年上半期(1〜6月)の自動車生産実績を発表した。国内の四輪車生産台数は前年同期比1.6%増の513万4903台となり、上半期として2年連続でプラスとなった。
内訳は、乗用車が同0.4%増の426万3079台で微減だった。2連続で前年をキープした。トラックは同8.0%増の84万729台で、大幅に増加した。トラックは6年ぶりのプラスで、ディーゼル排ガス規制の強化を前に代替え需要が急増、トラックの生産増が国内の自動車生産台数増加をけん引した。バスは同0.1%減の3万1095台で、4年ぶりにマイナスだった。
上半期の国内需要は同1.4%増の302万3841台だった。輸出は同2.5%増だった。