酒を飲んだら夜食が欲しくなって…。バスが転落

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7日未明、北海道札幌市南区の市道で、大型観光バスがカーブを逸脱して道路脇のがけに転落するという事故が起きた。32歳のの運転手から酒気帯び相当量のアルコールを検出し、運転手も飲酒の事実を認めているため、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で調べを進めている。

北海道警・(札幌)南署の調べによると、事故が起きたのは7日の午前2時ごろだという。札幌市南区定山渓温泉東4丁目付近の市道で、大型観光バスがカーブを曲がりきれずに道路を逸脱。立ち木や街灯などをなぎ倒し、さらには崖を10m滑り落ちてようやく停止した。バスには32歳の運転手と23歳の女性添乗員のみが乗車しており、いずれもケガは無かった。

警察の取り調べに対し、この運転手は「運転手仲間とホテルで缶ビール2本を飲んだ。夜食が欲しくなり、近くのコンビニエンスストアまでバスで買い物に行こうとして事故を起こした」などと供述しているという。運転手の呼気からは酒気帯び相当量のアルコールを検出しており、警察では道交法違反容疑で取り調べを進めている。

現場は札幌市郊外の温泉街にあり、バスが走っていたのは市街地へ向かう市道だった。近くのホテルにはこのバスを利用していたツアー客42人が宿泊していたが、翌朝までに手配された代替車両に乗り換えて新千歳空港に向かったという。

《石田真一》

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