日本自動車輸入組合が発表した6月の輸入車新車販売台数は、前年同月と比べて横ばいの2万6672台となった。外国メーカー車は依然としてマイナスだった。
外国メーカー車の販売台数は、同6.7%減の2万3950台だった。主力メーカーのフォルクスワーゲン(VW)やBMW、これまで好調だったプジョーの販売が落ち込んだのが主因だが、日本メーカーの海外生産車は、同172.2%増の2722台と2倍以上に増加した。
景気低迷で、高級な輸入車の需要は低調なものの、日本メーカーが海外生産車の輸入を進めているため、全体としては横ばいで推移している。