説教されたことを根に持った? ---交番へクルマを突入

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14日午前、千葉県柏市の千葉県警・柏駅前交番にクルマが突入するという事故が起きた。この事故で交番は玄関付近のガラスが割れるなどの被害を出したが、幸いにもケガ人は出なかった。警察ではクルマを運転していた33歳の男を建造物損壊の現行犯で逮捕している。

千葉県警・柏署の調べによると事件が起きたのは14日の午前8時50分ごろだという。柏市柏1丁目のJR柏駅前交番に1台の乗用車がゆっくりとしたスピードながらも、狙ったように真っ直ぐ突っ込んでくるという事故が起きた。当時この交番には5人の警察官が勤務し、うち2人は玄関に近い場所にいたが、異変を察知して奥に逃げたため、幸いにもケガは無かった。

警察ではクルマを運転していた33歳の男を建造物損壊の現行犯で逮捕したが、酒に酔った状態であったため、今後は道路交通法違反(酒気帯び運転)での検挙も検討しているという。

調べによるとこの男は同日の午前6時ごろ、柏駅近くを泥酔した状態で歩いているところを柏署員に注意された際、男が警察官に食って掛かるなどしたため、交番に一時連行して説諭するなどしていたという。

警察では説諭を根に持った男が短絡的に犯行に及んだものとみて、男の酔いが醒め次第で厳しく追及する方針とのこと。

《石田真一》

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