5月29日、F1第7戦モナコGPの予選1日目がモンテカルロ市街地特設コースで行なわれた。トヨタチームの結果は、オリビエ・パニスが18番手の1分19秒903、クリスチアーノ・ダマッタは19番手の1分20秒374と振るわなかった。予選1日目のトップタイムはフェラーリのM・シューマッハで、1分16秒305をマークしている。
午前中のプラクティスではパニスが1分17秒811で、13番手のタイムをマーク。この日初めてレーシングカーでコースを走ったダマッタも1分19秒956とまずまずの結果を残していた。
午後2時からスタートした予選1日目は現在の獲得ポイント順にアタックするが、11番手出走のフレンツェン(ザウバー)がエンジンブロー。コースにオイルをまき散らしてしまう。14番手出走のダマッタ、18番手のパニスはともにその影響を受け、プラクティスを下回るタイムでフィニッシュすることになってしまった。
この結果を受け、ゼネラルマネージャーの高橋氏は「トヨタTF103の高いポテンシャルをまったく引き出せなかった。今日のデータを解析し、2日後の予選2日目に生かしたい」としている。