【トヨタ新ハイブリッド】新型『プリウス』のボディは大きくなりました…

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今回発表された『プリウス』はあくまでも「ニューヨークショーでの参考出品車」という位置付けだ。この姿のままで市販化されるという保証はどこにもないが、現行よりもボディサイズが大きくなることだけは確かなようだ。

「THS IIに進化したことで動力性能に余裕が出てきたこと。ハイブリッドカーというものを一般化するためには、やはり2.0リットルクラスのボディが必要だということ。この二つがボディ拡大化を決めることになった大きな理由です」と説明するのは第2開発センターの井上雅央・製品企画主査。

「現行プリウスは“ハイブリッドカーとはこういうものだ”と世間に知らしめる上では良かった。ですが、クルマとしての使い勝手、特にユーティリティといった面では他車よりも劣っていたのは事実です。次期プリウスではユーティリティに関しては他車と遜色のないレベルまで拡大することが目標でした。リアシートを倒して荷室を拡大することだって可能です」

「もちろん車格の拡大には重量増というハイブリッドカーにとってのデメリットもあります。それをカバーしたのはアルミ材料の多用であり、出力が大幅にアップしたTHS IIの採用でもある。現行プリウスの発売から6年経っていますが、その6年の技術の蓄積があってこそできる次期プリウスだし、我々にとって、この6年間は本当に短かった」

現行プリウスの登場にも驚いたが、次期プリウスの正式発売時には6年間の技術蓄積に驚かされることになりそうだ。

《石田真一》

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