新型マシンに対するドライバーの期待は非常に大きいようだ。3日に行われた記者会見の席上、オリビエ・パニスは「非常に潜在能力の高いマシンだ」と絶賛。開幕戦からポイント圏内を目指せるマシンであるということを強調した。
オフシーズンに継続してきたテストの成績が良かったということもあるが、「実際には開幕してみないとわからない。他のチームだって頑張っているのだからね」と、経験を買われてチーム入りしたパニスらしい一言も。
クリスチアーノ・ダマッタは「チームはポイント圏内への入賞を目標としているが、僕としてはメルボルンで完走を目指す。もちろんチャンスがあれば上を目指すし、このマシンはそれができると信じている」とご機嫌。
シーズン中のテストを行うリザーブドライバーのリカルド・ゾンタは「昨年型マシン(TF102)よりは確実に速い。初めて乗ったときから良いマシンだと思った。チームの雰囲気も良いし、開発環境には恵まれていると思う」と、言葉は少ないが自信を見せた。