引退暴走ですから警察が記念撮影を……逮捕するために

自動車 社会 社会

香川県警は19日、引退暴走と称して集団暴走を行い、およそ4時間に渡って高松市やその周辺の町で他のクルマの通行を著しく妨害したとして、自称暴走族リーダーの20歳の男ら12人の暴走族メンバーを18日までに道路交通法違反(共同危険行為)で逮捕していたことを明らかにした。暴走の様子をビデオで撮影し、その映像を元に暴走へ参加したメンバーを特定し、逮捕に至ったという。

香川県警・高松北署の調べによると、この男らは昨年12月2日未明、自身の「暴走族引退記念暴走」と称し、高松市や香川町などでおよそ4時間に渡り、クルマやバイク十数台で低速走行や蛇行運転を行い、他車の通行を著しく阻害した疑いが持たれている。

男が他のグループへの参加を呼びかけたことなどから、警察では暴走計画を事前に把握。主要な交差点にビデオカメラを配置するなどして暴走の様子を記録した。この結果、男の所属する暴走族ら、数グループの暴走を確認。映像から暴走への参加を特定できた高校生を含む少年11人を合わせて逮捕。当日の暴走に使用された改造バイクと改造車8台を押収した。

11人は暴走への関与を大筋で認めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV