スペインのバレンシアでテストを実施していたパナソニック・トヨタ・レーシングは3日間の予定を全て終了させた。最終日となった木曜にはオリビエ・パニスとクリスチアーノ・ダマッタの両ドライバーで計140ラップ以上を消化。新パーツのチェックなどを実施した。
「今回のテストの結果には非常に満足している。マイナートラブルはいくつか発生したが、全体的にテストしたニューパーツからはいい結果も得られた。特に今日はよかったね。ここバレンシアとケルンのファクトリーで、集中プログラムをこなすためにチームは素晴らしい仕事ぶりをしてくれた。彼らの努力に感謝している」とパニス。
一方、ダマッタは、「マシンのフィーリングはさらによくなったし、ポジティブな方向に進んでいる。今朝はオリビエと情報交換をして、彼のセッティングを取り入れてみたんだ。一日を通して新しいパーツをいくつかトライしてみたけど、マシン全体のバランスにいい改善をもたらしてくれた。バレンシアへの初めての旅をエンジョイすることができたよ。短いトラックだけど、いいスローコーナーがあってテストにはぴったりだね」と感想を語った。