梅宮辰夫のクルマを盗んだ窃盗グループのリーダーに懲役10年の実刑判決

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芸能人や会社役員が所有する外国製高級車をターゲットに1999年ごろから2年間で300台あまりの盗難を繰り返していたとして窃盗と強盗傷害などの罪に問われた男に対する判決公判か28日、東京地裁八王子支部で開かれた。裁判長は「常習的かつ職業的犯行で悪質極まりない」として懲役10年の実刑判決を言い渡している。

判決によると、この男は2000年11月から2001年7月にかけ、東京都内や神奈川、埼玉県内で、高級車ばかり15台(計約5500万円相当)を盗んでいたとされる。今回の裁判では直接関わったものについてだが、男が組織していた窃盗グループ全体では300台あまり、総額7億円近くを盗み出していたとされる。

会社役員や芸能人が所有するクルマを専門としており、被害者の中には自動車盗難防止を呼びかける啓発ポスターにも登場した梅宮辰夫さんや、宍戸開さんも含まれていた。

28日の判決公判で東京地裁八王子支部の大淵敏和裁判長は「犯行は巧妙かつ大胆。職業的犯行で常習性も感じられ、悪質極まりない」として、懲役10年の実刑判決を言い渡した。

《石田真一》

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