マツダは2002年の生産・販売状況を発表した。それによると国内生産は前年比6.1%増の77万3798台と5年ぶりに前年を上回った。『デミオ』、『アテンザ』といった新型車を投入、国内販売は低迷したが、輸出が好調だった。
国内販売は同6.5%減の26万2988台と5年連続のマイナスだった。乗用車が同4.0%減、商用車が同16.6%減の4万7443台。デミオは新型車にフルモデルチェンジしたものの、同2.4%増にとどまった。アテンザも2万0756台で、販売目標を下回っている。主力車種の『ファミリア』も同37.4%減と大幅マイナスだった。
ただ、輸出は欧州向け『マツダ6』(アテンザ)などが好調で、同8.8%増の52万1272台だった。海外生産も北米、タイともに好調で、同7.4%増の6万4657台だった。