暴走族の活動拠点が我が町に!? 北谷町が大慌てで追放条例を制定へ

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沖縄県北谷(ちゃたん)町は8日、町独自の「暴走族追放条例」の制定を目指した検討作業に入ることを明らかにした。隣接する沖縄市が独自の暴走族追放条例を制定したことで、これまで同市内で活動してきた暴走族グループが北谷町に拠点を移すことを警戒。周辺自治体とほぼ同様の条例制定を目指す。

北谷町に隣接する沖縄市は昨年12月、暴走族とそれを煽る期待族を取り締まり対象をする条例案の制定を目指すことを表明。2月開催の議会で可決・成立すれば、今年4月から施行されることになっている。この条例では暴走族だけでなく、それを見物に訪れては大騒ぎする期待族(ギャラリー)も罰則対象としており、違反行為があると認められた場合には最高10万円の罰金が科せられることになっている。

この動きに危惧を感じたのが北谷町。沖縄市で暴走族追放条例が施行された場合、現在は同市を中心に活動する暴走族グループが北谷に流れ込む可能性が高くなった。このため、沖縄市の条例案などに合わせる形で同様の追放条例を制定。ほぼ同じタイミングで条例を施行し、暴走族グループ(+期待族)の流入阻止を図る方針だ。

町では制定に向けた準備を急ぐが、最短でも3月議会での提案になるという。

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《石田真一》

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