【寝正月では終わらせない】日本一ビッグな高速バス『メガライナー』に乗ろう

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【寝正月では終わらせない】日本一ビッグな高速バス『メガライナー』に乗ろう
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JR系のバス会社、ジェイアールバス関東が今月8日から全長15メートルという日本最大の高速バス『メガライナー』の運行を開始したのは既報のとおりだ。路線が限定されていることもあり、普段はそこを利用する人しか縁の無い話だが、せっかくの冬休み。話題づくりのために一度乗って、日帰りの小旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

メガライナーはJR東京駅・八重洲南口の長距離バス発着場と、茨城県のつくばセンターとを1日3往復結んでいる。このうちで試乗向きともいえるのは東京駅を11時40分(休日は11時30分)に出る便だ。片道の所要時間は平均80−100分。平日ダイヤなら30分程度の待ち時間で再びメガライナーで折り返すことも可能だが、年末年始に設定される休日ダイヤでは早朝の1往復(東京7時/つくば9時)しかそれができない。

特等席は前面展望は抜群な2階の最前列。4席しかないため「クルマ好きの乗客が揃ったとき」着席の競争率は一気に高くなる。少なくとも30分前には始発地で並ぶ必要がある。注意しなくてはならないのが、この部分のみ3点式シートベルトが採用されていること。シートベルトをすり抜けてしまうような小さな子供連れの場合、お勧めできない。真のクルマ好きにお勧めしたいのは1階の最前列。巨大バスを自在に操る運転手の神技的テクニックを堪能するにはここがベストだ。このバスのハンドルを握れるのは、同社運転手の中から選抜された達人のみだ。

メガライナーは6WS(6輪操舵)のために意外と小回りが効く。左折時に流れる「長大バスが左へ曲がります、大型バスより接近します。ご注意下さい」の音声はこのクルマだけのもの。サスペンションは高速道路向けチューンを施してあり、一般道ではゴツゴツと感じる堅めのセッティング。ただし、高速に入ってしまえばスムーズ。ダイムラーベンツ製のエンジン音も心地よい。

運賃は片道1250円(子供半額)。東京駅から乗る場合には乗り場奥の自動券売機でキップをあらかじめ購入する。キップ売り場の近くにはメガライナーのチョロQなど、オリジナルグッズも売っている。

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《石田真一》

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