「東京環状道路有識者委員会」は29日、地下方式の採用などを求める最終提言をまとめた。都市計画決定から約30年間、手つかずのままとなっている外環道(練馬−世田谷区間、約16km)の整備方針を、第三者的な立場から示したものだ。
提言は一方で、住民の合意形成が難しい場合や、周辺環境への影響が大きいと判断された場合は、計画の廃止も視野に入れるよう求めている。国土交通省、東京都は、提言をもとに地域住民らとの協議を続行し、建設に向けて作業を進める考えだが、先行きは依然として不透明だ。
「東京環状道路有識者委員会」は29日、地下方式の採用などを求める最終提言をまとめた。都市計画決定から約30年間、手つかずのままとなっている外環道(練馬−世田谷区間、約16km)の整備方針を、第三者的な立場から示したものだ。
提言は一方で、住民の合意形成が難しい場合や、周辺環境への影響が大きいと判断された場合は、計画の廃止も視野に入れるよう求めている。国土交通省、東京都は、提言をもとに地域住民らとの協議を続行し、建設に向けて作業を進める考えだが、先行きは依然として不透明だ。