【会田肇のG-BOOKテスト(その9)】結論!! ---将来性に期待して…

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■G-BOOK車載端末の評価 ★★★(満点は★5つ)

必要なデータはダウンロードするという、これまでとはまったく異なる形態を前提としたものだが、SDメモリーカードには50mスケール以上の地図が収録されており、日常の使い方であれば充分なものと言える。音声案内の合成音も言葉の輪郭がきちんと把握でき、カーナビの案内を聞いている分には不安を感じることはない。

ただ、周辺検索の項目にファミレスがなかったり、市街地図もダウンロードしないと使えなかったり、しかもそれが有料というのは残念だ。操作性はタッチパネルを基本としており、おおむね良好だが、画面サイズの影響か、タッチパネル用アイコンの間隔が狭く、誤操作をしてしまうこともしばしばあった。

また、ルート探索を行う距離に制限があったりするのも、今までのカーナビと比べると見劣りする部分。目的地のデータをダウンロードする時間もやや気になる。さらにVICSに対応していなかったのは、今時のカーナビとしてはマイナス面といわざるをえない。カーナビとしての機能はCD-ROMナビ並み、ただし通信機能を使ってデータを追加できる、それがG-BOOKのナビと考えるのが妥当かもしれない。将来性に期待しつつ★3つ。

《会田肇》

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