日本自動車輸入組合が発表した10月の輸入車新車登録台数は、前年同月比4.7%増の1万9888台で、3ヵ月連続でプラスとなった。プジョーやフォルクスワーゲンの小型車の販売が順調に推移している。
このうち、海外メーカーは、同1.6%増の1万8458台と2ヵ月連続でプラスとなり、堅調でだったのに加え、日本メーカーの海外生産車が同73.1%増の1430台と急増した。GMとトヨタ自動車の合弁生産で、北米から輸入している『ヴォルツ』の販売が急増したため。
輸入車販売台数のうち、小型車は同75.9%増、普通車は同4.9%減で、輸入車でもスモールが拡大、高級車の販売は低迷している。