ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Cクラス』セダンを一部改良するとともに、新たに4WDモデルの『C240 4MATIC』を追加して21日から発売した。
今回の改良で、4気筒モデルに新開発のスーパーチャージャー付1.8リッターDOHC直列4気筒エンジンを搭載した。このエンジンは高強度アルミシリンダーヘッド・クランクケースにより軽量化して吸排気双方を制御するバリアブルバルブタイミング機構やスーパーチャージャー機構を改良し、小さい排気量ながら出力・トルクを向上した。このエンジンをチューニングで2種類のタイプを設定、通常タイプを『C180コンプレッサー』、高出力タイプを『C200コンプレッサー』に搭載した。
新たに4WD機構を備えたC240 4MATICを設定した。『C320』と『C32AMG』には、クリアレンズを使用したバイキセノンヘッドランプを採用したほか、従来より3.2リッターモデルに標準装備していたハンズフリーテレフォン機能・VICS対応DVDナビをセンターコンソール内の液晶画面に統合したマルチファンクションコントローラーをC240、C240 4MATICに標準装備した。
価格は395万−870万円で、C240 4MATICが565万円。