ジョーダンの佐藤琢磨がF3時代に所属していたチーム代表、トレバー・カーリン氏が琢磨のパフォーマンスについてコメント。今シーズンの琢磨のパフォーマンス不足はEJ12の責任であると語った。
「琢磨がマシン的にも経済的にもふさわしくないチームでF1のキャリアをスタートさせてしまったことは残念だ。今シーズンは運に恵まれているとは言えないし、今シーズンのジョーダンのマシンはトップ6フィニッシュが出来たらかなりのラッキーだと言える程度だろう」
「彼はF1マシンがその不完全さゆえに限界を超えてプッシュできるものではないということを学んだことだろう。だから少し抑えるようになったんだ。そのためにシーズン序盤ほどスペクタクルな走りをすることはなくなってしまった。現実的に見ても琢磨の問題の全てがマシンによるものだったと私には思えるね」
2002年のF1はシーズン13戦を終了し、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラは7ポイントを獲得しているが、佐藤琢磨はまだノーポイントのままだ。