いすゞの格付けを2段階引き下げ---新たな経営再建策にもかかわらず

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格付投資情報センター(R&I)はいすゞ自動車の長期優先債務の格付けを「ダブルBマイナス」から2段階引き下げ「シングルB」にしたと発表した。

いすゞは先週、ゼネラルモーターズ(GM)からの600億円の支援を受けるなどの新たな経営再建策を発表したばかり。本来ならばこれで経営改善が図られると判断され評価は上がるはずだ。

ところがGMの支援はGMにとって魅力のあるディーゼル事業への出資拡大というもので車両事業を含む全面支援という印象は薄い。いすゞは自ら自動車事業を立て直していく必要があるが北米SUV事業の不振や国内トラック市場の低迷などの不安材料を払拭する計画は示されていない。

《編集部》

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