アラン・マクニッシュがラスト7周でエンジン・トラブルのためにマシンを止め、またしても両マシンともに完走ならなかったトヨタ。ミカ・サロも48周目でエンジンが故障するなど、エンジン・パワーに定評のあるトヨタにとっては残念な結果に終わった。
「今日のレースは全体的によかったんだけど、継続的なグリップ不足には悩まされたよ。最初のピットストップで左フロントホイールが回らないというアクシデントに見舞われたんだ。2セット目のタイヤの時にはアンダーステアに苦しんだよ。3セット目でようやくよくなったんで、追い上げようと思ったときにエンジンが故障してしまった。9位を走行していただけに本当に残念だよ。僕の残したエンジンオイルのせいでキミ・ライコネンの初優勝のチャンスをつぶしてしまって申し訳なかったと思っている。と同時に5度目のタイトルを決めたミハエルにはおめでとうと言いたいね」とマクニッシュ。
「いいスタートが切れたので、2ラップ終了時には11位まで順位を上げたんだ。でも早い段階でエンジンがパワーを失っていて、ちゃんと走れないことに気が付いた。残念ながらエンジンがブローしてリタイアに終わってしまったけど、その原因はこれから解明していくよ。がっかりしたけど、こんなエンジントラブルはこれが初めてだし、まだ自信はあるからね」とミカ・サロ。
次のドイツGPまではわずかな時間しかないが、トヨタは本部のあるケルンに戻り、大急ぎで原因究明に取り組むという。
●サーキットを彩るレースクイーン! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では「Today's オートガール」をお届けしています。オートアスキーが蓄積した写真蔵から選んだ美少女の画像URLです。---