ミイラ化した遺体と5カ月のドライブをした男、自首して逮捕

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静岡県警は20日、絞殺した女性の遺体をクルマの後部座席に座らせたまま、5カ月もの間、伊豆半島を移動していたとして、57歳の男を死体遺棄容疑で逮捕したことを明らかにした。容疑が固まり次第、殺人容疑でも逮捕する方針。

警察の調べによると、この男は20日の午前11時ごろ、天城湯ヶ島町内の交番に備え付けられた警察直通の電話から「女性を殺してしまった。自殺しようと思い伊豆半島などを走り回ったが、死にきれなかったから自首したい」と通報してきた。警察官が交番に駆けつけたところ、男が乗っていたクルマの後部からすでにミイラ化した女性の遺体を発見。死体遺棄の容疑で逮捕した。

事情聴取でこの男は「今年1月に交際していた女性を東京で絞殺し、そのまま伊豆半島で自分が死ぬ場所を探していた」と供述しているようだ。静岡県警では警視庁と連絡を取り、女性の身元を詳しく調べる方針。

なお、女性の遺体は後部座席にシートベルトを着用した状態で座らされており、上着が体の上に掛けられていたという。

《石田真一》

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