世界ラリー選手権(WRC)第6戦アルゼンチンラリーは、16日にシェイクダウンとセレモニースタートが行われた。ラリーは17日、本格的にスタートする。サービスパークのラクンブレを基点とし北方へ479.17km、うちSS(競技区間)9カ所153.79kmを争う。
過去2回のアルゼンチンラリー出場経験があるデルクールは、クルマの仕上がりには満足しているようだ。「サスペンションとエンジンが良くなった。ディファレンシャルにも手を加えた。ロードコンディションはものすごくラフでしまりがない。これで雨が降ればまたすごい路面になるだろうね」とデルクール。
アリスター・マクレーはポイント獲得へ意気を上げている。「このラリーはいろんな要素がある。標高の高い場所だからエンジンパワーがでないので、エンジンのマッピングにはとても気をつかった。エンジンとサスペンションは改善され、約6割を占める高速コースでもスピードが出せると思う」