【カーナビの未来を占う 後編】通信型ナビから見えるカーナビの未来像

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スタンドアローンで完結するカーナビは、その機能はほぼ完成の域に達していると言っていいだろう。だが、通信することを前提とすれば、これまで見えなかったカーナビの未来像が見えてくる。

盆暮正月、あるいはゴールデンウィークに、大渋滞にもまれながら帰省する場合。こんなとき通信カーナビなら、サービスエリアのトイレの混雑状況をリアルタイムで検索したり、気分転換に好きな音楽をその場でダウンロードしたり、あるいはプランを変更して、その場で宿を検索し、予約する、といったことも夢ではない。

さらにもう少し先を予想してみよう。中央サーバーで、過去のVICS情報を元にした渋滞の傾向と、リアルタイムの渋滞情報を組み合わせた超高精度ルート検索を行う。これをダウンロードし、渋滞を避けて悠々と帰省する、などといったサービスも、あるメーカーでは「すでに検討している」のだ。

つまり、これまで書いてきたことはまったくの夢物語ではない。このようなサービスは「カーテレマティックス」と呼ばれ、カーウイングス以外にも「そう遠くない将来に発表する」メーカーもあるし、事実、今年の夏にはトヨタのカーテレマティクス「G-BOOK」が登場する。カーナビ、タウン情報、ネットワークカラオケ、GAZOOサービスといった機能が盛り込まれることがすでに発表されている。

家でも会社でもオンライン、という環境が当たり前になり、ライフスタイルが変わったように、クルマの中もオンラインになり、カーライフが変わる、という時代はすぐそこまで来ているのだ。

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