オートバイテル・ジャパンは、自動車の中古部品を自動車ディーラー間で流通する仕組みのR3(アールサン)を構築し、2001年末から事業展開すると発表した。
R3とはリユース、リビルト、リサイクルの3つのRの意味で、新車販売時の部品交換などで不要になったパーツを自動車ディーラーからオートバイテルが買い取り、良質なパーツとして別のディーラーに低価格で販売する。ディーラー間での中古部品の流通を促進させることで、保管・処分や補修用部品の仕入れにかかるコストを軽減するとともに、良質な補修部品を安価でユーザーに提供する。
ディーラー間でパーツを流通・再利用するビジネスは国内では初めてで、系列にとらわれずあらゆるメーカーの部品を扱う流通システムとなる。
事業に参加するディーラーは会員制で、中古部品は定価の10%以下で買い取る。