4月27日から7月14日まで東京現代美術館でフェラーリとマセラッティの展覧会が開催されることが決定した。フェラーリとマセラッティにとって日本は最重要マーケットであると同時に、昨年から始まっている「日本におけるイタリア年」イベントの一環として開催されることになった。
マセラッティ展示品の中での目玉は60年代のレーシングカー2台。インディアナポリスでのレースに参戦したシングルシーターと伝説のドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオが乗った『250F』ワールドチャンピオンシップカー。
フェラーリ側では1948年にルマンで優勝したバルケッタ『166』やバルケッタ『2000』。1958年にマイク・ホーソーンがタイトルを獲得した『246F1』からミハエル・シューマッハが乗った『F2001』に至るまでフェラーリの歴史を飾ったマシンが公開される。
フェラーリが美術品として扱われるのは過去に何度かあり、90年のフィレンツェや93年のニューヨーク現代美術館(MOMA)などで展示されたことがある。