「死んでも捕まりたくない」って、本当に死んでしまった!!

自動車 社会 社会

8日午前、京都府福知山市の府道で、速度違反取締りのパトカーに追跡されていた24歳男性の運転する乗用車が運転を誤り、対向車線を走ってきたトラックと正面衝突するという事故が起きた。トラックの運転手は軽傷、乗用車の男性は2時間半後に死亡している。

事故が起きたのは8日の午前9時15分ごろ。福知山市北川の府道で京都府警・福知山署が速度違反の取締りを実施していたところ、制限速度を35km/hオーバーした状態で走ってくる乗用車を発見した。このため、警察官が停止させようとしたところ、それに気がついたドライバーが200m手前で突如Uターンし、赤信号を無視するなどして逃走を開始した。

待機していたパトカーが発見直後に追跡を開始。乗用車は85〜90km/hの猛スピードで逃げ続け、およそ1.8km先の見通しの悪いカーブで運転を誤り、対向車線側に逸脱。走ってきたトラックと正面衝突した。この事故で乗用車は大破し、乗っていた男性は病院に収容されたが、頭蓋骨骨折などが原因で2時間半後に死亡した。運転していたのは免許証などから綾部市内在住の24歳会社員と見られている。

府警では「当該車両は極めて高速で逃走しており、80km/hで追跡するパトカーを振り切るほどだった。パトカーは当該車両の100〜150m後方を一定速度で追跡しており、過度にあおったりすることはなく、追跡も適正だったと考える」とコメントしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース