白バイによる史上最強のデモランかも---スピード出すと「はいチーズ」?

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和歌山県警は「春の交通安全運動」の期間中、ドライバーに緊張感を与え、しっかりとした運転をさせることで事故を抑止させることを目的に、国道42号線を中心に交通機動隊の白バイ11台を集中走行させるという方針を明らかにした。

今回、白バイ隊が走るのは、県南部の御坊市から新宮市までの間。南部地域では今年に入ってから交通事故が続発しており、昨年よりも急激に増加している。太平洋の雄大な景色に見とれた観光客と、地元民の関係する事故がほとんどだが、その背景には慣れや油断があると警察では考えたようだ。

和歌山県警交通機動隊による取り締まりは県の主要施設が集中する北部に限られ、南部地域での取り締まりは地元の警察署に一任されてきた。今回は普段は地元民が見ることのない白バイを投入。ドライバーに一種の緊張感を与えることで、漫然とした運転による事故を防止する方針だという。

集中投入されるのは交通安全運動期間中の月曜日と火曜日(8、9、15、16の各日)で、国道42号線の御坊−新宮間を白バイ11台で数度往復するという。また、この日には移動式オービスも出動させる方針で、普段見ることのできない警察車両がたくさん見れるということに。

普段見ることのない「赤や青の紙」を記念にもらうことにならないよう、くれぐれも注意を。

《石田真一》

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